ディズニーの「パーク内での負担を軽減するサービス」
東京ディズニーリゾート(東京ディズニーランド・東京ディズニーシー)は、心身のサポートが必要な人のためのサービスが各種ある。
その中で、 EGPAをはじめとした、
自己免疫疾患の難病患者さんの多くに関係のあるサービスはこちら
長時間 列に並ばなくていい「お手伝いを必要とされる方のためのサービス」
ディズニーのアトラクションの待ち時間は、異常なまでに長い。ディズニーは、足に麻痺やしびれを抱えるEGPA患者のような人が、長時間 列に並ばなくても良いと言う制度がある。
仕組み:割り込めると言うわけではない
- アトラクション入り口のキャスト(スタッフ)に、サービス証明を出す
- キャストからの質問に答えOKが出たら、利用ルールの説明を受ける
- 同行者は、列に並ぶ
(制度が厳格化し、原則同行者は、サービス対象者と分かれて列に並ばないといけなくなった。詳細は後述) - サービス対象者は、待機時間中(掲示板の待ち時間とほぼ同じ)、他の場所で待機する
(他のアトラクションに乗ってはいけない)
- 待ち時間を満了したら、キャストの指定の場所に行く
- 裏道を通って、同行者と合流する
この制度は、列に割り込むと言うような、ミラクルルールではない。一般の来場者と同じだけ、待ち時間は変わりがない。列に並ぶか、列の外で待つか、が大きな違いだ。
待機中、他のアトラクションに乗ることはできない。カフェ・レストランなどで座りながら待機することが可能だ。
・長時間、列に並ばなくて良いので、心身ともに楽
・待っている間、おひとりさまディズニー
・列の途中の演出やショーは見られない
制度利用には、申請が必要
誰でも使えると言うわけではない。利用者は、まずパーク内の指定施設で利用登録が必要だ。
利用登録に関しては、公式ページを参照。
ディズニー・ゲストアシスタンスカードは 2019年7月廃止
2019年1月、東京ディズニーリゾート(東京ディズニーランド・東京ディズニーシー)を運営するオリエンタルランドは、新しいサービス内容を発表。2019年7月23日をもって、ゲストアシスタンスカードは廃止された。
廃止された背景
- パークチケットのデジタル化のため
- 介助不要の人によるゲストアシスタンスカードの悪用が増えたため
新サービス概要:難病患者が利用できるのは「合流利用サービス」
新サービス:新カテゴリー
2019年、新サービスは大きく2つに分けられた。
- ディサビリティアクセスサービス
- 合流利用サービス
ディサビリティアクセスサービス
申請書類
対象の医療証の提出必須
利用
障害者手帳 など保有者のみ
同伴者
同伴者登録が必要。
原則、同伴者は列に並ぶ。
介助が必要な場合は、介助のための同伴者も列以外の場所で待機できる。
それに比べて、「合流利用サービス」は、おひとりさまディズニーがもれなく付いてくる悲しい制度となってしまった。
まとめ:直接 ディズニーに問い合わせてみた
サイト管理人も両足に麻痺があり、2014年にゲストアシスタンスカードを利用。
つらい闘病生活の中で、楽しいパーク体験ができた。
難病患者は、内部疾患などで目に見えない症状がある。ぜひ対象にしてほしいな、と思っている。
運営会社であるオリエンタルランドに直接 問い合わせのメールを送ってみた。