ディズニー(オリエンタルランド)へ直接、詳細問い合わせました!
残念な回答が・・・詳細は本文をどうぞ😢
現在署名活動の一環として、応援コメント募集中。
(2020年 2月1日 追記)
東京ディズニーリゾート、新料金形態発表
東京ディズニーリゾート(東京ディズニーランド・東京ディズニーシー)の値上がりが止まらない。
2019年10月にも、消費税増税の折に、値上げをしたばかりだが、2020年 1月30日、春からの料金改定がプレスリリースにて発表された。
障がい者に朗報!まさかの「障がい者料金」新設!
しかし、悪いことばかりではなかった。「障がいをお持ちの方が利用できるチケット」が、1983年のオープン以来、はじめて新設される。
東京ディズニーランド・東京ディズニーシー料金比較 (円、税込)
新価格 (2020年 4月1日〜) | 現行価格 (~2020年 3月31日) | |||||
大人 | 中人 | 小人 | 大人 | 中人 | 小人 | |
1デーパスポート | 8,200 | 6,900 | 4,900 | 7,500 | 6,500 | 4,900 |
スターライト | 6,000 | 5,100 | 3,600 | 5,500 | 4,800 | 3,600 |
アフター6 | 4,700 | 4,300 | ||||
シニア (65歳以上) | 7,600 | 6,800 | ||||
障がいのある方が 利用できるチケット |
6,600 | 5,500 | 3,900 | 設定なし |
株式会社オリエンタルランド プレスリリース
終日利用ならば、障がい者チケットがお得
東京ディズニーランドまたは東京ディズニシーへいく場合、朝から気合いで行く場合は、1デーパスポートやシニアパスポート (65歳以上) よりも、「障がいのある方が利用できるチケット」の方が安価で、最大1,600円の差がある。
しかし、土日祝日の15時から入園できる「スターライトパスポート」や、平日18時から入園できる「アフター6パスポート」のほうが安いので、午後または夕方から行く人は、この夕方から専用のチケットを利用しよう。
マルチデー:連日行く場合は?
こちらの表は、マルチデーパスポート(2デー、3デー、4デー)と、「障がい者のある方が利用できるチケット」料金に利用日数を掛け算した費用の比較だ。赤い字の部分がお得な料金設定である。
マルチデーパスポートの場合 | 「障がいのある方〜」チケットの場合 | |||||
大人 | 中人 | 小人 | 大人 | 中人 | 小人 | |
2日間 | 14,800 | 12,600 | 8,800 | 13,200 | 11,000 | 7,800 |
3日間(マジック) | 19,800 | 16,800 | 11,800 | 19,800 | 16,500 | 11,700 |
4日間(マジック) | 24,800 | 21,000 | 14,800 | 26,400 | 22,000 | 15,600 |
料金重視なら?3デーマジックパスポート・4デーマジックパスポートがお得
2日間利用の場合は、「障がい者のある方が利用できるチケット」の方が、大人・中人・小人ともに安い。
3日間利用の場合も、基本的に「障がい者のある方が利用できるチケット」の方が安い。
大人は、マルチデーパスポートで買っても「障がい者のある方が利用できるチケット」を連続して買っても同料金。しかし、マジックパスポート特典があるので、3デーマジックパスポートの方が良い。(理由は次のセクションで)
4日間利用の場合は、マルチデーパスポート(4デーマジックパスポート)がお得だ。
3デー、4デーは、障がい者料金を利用しないほうがいい
3デー、4デーは、ただのマルチデーパスポートではなく、「マジックデーパスポート」となっている。
「3デーマジックパスポート」または「4デーマジックパスポート」だと、3日目および4日目に限り、2つのパークを自由に行き来できる。障がい者チケットでは、パークの行き来はできず、最初に入場したパークしか入れないので、注意が必要だ。
全てのマルチデーパスポート(2デー、3デー、4デー)は、1日目と2日目はそれぞれ1種類のパークにしか入れないため、障がい者チケットと相違はない。
(心身の障がい者や難病患者が、4日間もディズニーに通い続けるケースは少なそうだが・・・笑)
対象者は誰?「障がいをお持ちの方が利用できるチケット」
追記: 2020年 2月1日
対象となる証明書・手帳
プレスリリースに詳細がなかったため、ディズニーに直接問い合わせてみました!
実際に、運営会社である、オリエンタルランドに問い合わせたところ、現時点で「障がいをお持ちの方が利用できるチケット」の対象となるのは、
・精神障害者保健福祉手帳
・療育手帳(愛の手帳、緑の手帳)
・被爆者手帳
・戦場傷病者手帳
・障害福祉サービス受給者証
だそうだ。
「特定医療費(指定難病)受給者証」は対象にならない
EGPA患者の約半数近くは、身体障害者手帳を交付されている。しかし、「特定医療費(指定難病)受給者証」のみ保持している難病患者も多い。
残念ながら、オリエンタルランドの正式回答によると、「特定医療費(指定難病)受給者証」は対象にならない、と若干ドライな返信がきた。
「ディサビリティアクセスサービス」も対象にならず、指定難病受給者証はまた除外されてしまった。
対象は、障がい者本人と同伴者1名
驚いたことに、対象は、
- 障がい者本人
- 同伴者1名
らしい。
え?目に見えない障がいを抱えた指定難病患者は対象外なのに、同伴の健常者は、対象なの?おかしくない?
ディズニーから来た、めっちゃドライ〜な回答はこちら。「目に見えない障害」についても説明したメールを送ったのですが…かなり萎えました。夢ないw(すみません、私見です)
ご了承できません。笑
まとめ:なぜ 障がい者割引 や 難病患者割引 が存在するか?
社会参加の機会を拡大するため
医学の進歩により、身体の障がいや難病を持っても生きることができるケースが増えてきた。また、精神の健康については、忙しすぎる生活の中、心の病気も急増している。
しかし、生きられれば 良いというものでもない。生きていることと、豊かな生活は、イコールではない。病院で長く過ごしたり、自由に外出できない場合もある。長い闘病生活のために気持ちも病んでしまい、家に引きこもったりするケースも続出している。入院・通院は自分の時間は削り、高い医療費で、生活が苦しいケースもある。
しかし、病気の人でも、自分の生活を楽しくさせる権利があるのだ。
そんな流れを経て、さまざまな自治体や企業は、障がい者や難病患者が社会参加の機会を拡大するサポートをするために、割引や減免を提供している。言いかえると、福祉の一部なのだ。
東京ディズニーランド・東京ディズニーシーが、このように福祉サービスを拡大してくださったことは、大変ありがたい。しかし、難病患者はまたもや除外された。
ぜひ、忘れられがちな難病患者も、この中に組み込んでいただきたいと切に願う。
ご賛同いただける方は、本記事に応援コメントをください。人数をカウントして
2020年2月中に、再度ディズニー側へ意向を伝えるつもりだ。
もし、お時間がある人は、東京ディズニーリゾートへ直接嘆願してみよう。
問い合わせ先
東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンター
0570-00-8632 / 045-330-5211
9:00-17:00 (年中無休)
メールでの問い合わせは お問い合わせフォーム から